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見えない未来を思う“静かな不安”
2025年12月9日
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経営者の妻として過ごしていると、
ご主人が抱える経営のプレッシャーやリスクを
いちばん近くで感じることになります。
会社の数字が思うようにいかないとき、
先の見通しが読めないとき、
ご主人の不安は、奥様の心にも
そっと伝わってくるものです。業績の変動、取引先の状況、
経済の波、倒産リスク…。
「もしものことがあったらどうしよう」
そんな不安が胸をよぎるのは、
大切な人を思うからこそ生まれる
とても自然な気持ちです。
ご主人の精神的な支えでいたい。
弱音を受け止めてあげたい。
そんな優しさを持つ奥様ほど、
自分の中に責任感を抱え込みやすくなります。
「私がしっかりしないと」
「迷惑をかけられない」
この想いが強くなるほど、
奥様自身の心が緊張し続け、
気づかないうちに疲れを溜めてしまうことがあります。
ココエルに来られる奥様の中にも、
この“見えない未来への不安”によって
心が追い込まれてしまう方がたくさんいらっしゃいます。 -
心の負担を軽くするために
まずは、ご夫婦で
会社の状況や気持ちをオープンに共有する時間 を
意識してつくってみてください。
ご主人が素直に話し、
奥様が安心して聞ける関係があるだけで、
「ひとりで背負っているわけじゃない」
という安心感が生まれます。
そして、
経営にまつわる知識や備えを
ご夫婦で少しずつ学んでいくことも大きな支えになります。
知識は、不安を“対処できるもの”に変えてくれます。 -
気持ちの言葉を“そっと書き換える”方法
~リフレーミング~不安を感じたとき、
心の中で浮かんだ言葉を
そのまま大きく育ててしまうと苦しくなります。
そこでおすすめなのが、
「言葉をそっと置き換える」 という方法。
たとえば、
「どうしよう、また悪いニュースかも…」
→ 「今できることだけに集中すれば大丈夫」
「私が弱いと迷惑をかけてしまう」
→ 「私はできる範囲でしっかり支えている」
この“書き換え”は、
不安を減らし、心の緊張をゆるめる効果があります。 -
自分の中に“安心できる場所”をつくる方法
~アンカリング~座ったままでOK。
1. 深く息を吸ってゆっくり吐く
2. 「安心した」と感じた瞬間を思い出す
3. そのときの温度・光・表情を心の中で味わう
4. その“安心の感覚”を胸のあたりに置くつもりで意識する
これを続けると、
不安が湧いてきたときに
心の中で戻れる“落ち着く場所” ができます。
気持ちが揺れそうなとき、
その場所にそっと戻るだけで心が整いやすくなるんです。最後にもうひとつ大切なこと。
奥様自身の心が整っていることは、
ご主人にとっても家庭にとっても、
大きな安心につながります。
支える役割と
自分の心を休める時間。
このバランスを大切にしながら、
どうか奥様ご自身の心にも
やさしい光を当ててあげてくださいね。
